●110 希望の囁 きぼうのささやき 〇そらにひびくはかみのみこえか

 表題:希望の囁(希望の囁き)
 読み:きぼうのささやき

 収録:(A)最新同聲合唱曲集 若狭萬次郎編 共益商社 1929(S.4).7.24=初 ◎Copy=(K40) ※希望の囁き ※歌詞ごく一部違う
    (B)新女子音樂教科書 第3編 若狭萬次郎 共益商社 1933(S.8).9.26=初/1936(S.11).9.28=修訂 ◎Copy=(K12) ※希望の囁
    (C)新女子音樂教科書 教授用書 第3編 若狭萬次郎編 共益商社 1938(S.13).8.14=初 ◎Copy=(K57) ※希望の囁

 記譜:(A)二部合唱(伴奏付き) 変ホ長調 3/4
    (B)二部合唱(伴奏なし) 変ホ長調 3/4

 インチピット:ソソソ|ドシラ|ソ|ミ|ファファファ|ラソファ

 曲:Hawthorne, Alice(ウィンナー,セプティマス(Winner, Septimus)(1827-1905)[アメリカ]の偽名)
 原曲:Whispering Hope
 詞:犬童球渓

 ※「秋の夜」(019)と同曲、別歌詞

 ※緒園涼子作詞「希望のささやき」と同曲


[詞] ※新女子音樂教科書より

1.空にひびくは~のみ聲か 思ひ惱(なや)める胸にささやく
  つゆも弛(ゆる)ぶな堅き雄心(をごころ) ゆめな忘れそ遠き望を
  (望あるその身にぞ|望よ望よ望あるその身にぞ)
  (世の幸は生れ來ん|世の幸世の幸やがて生れん)
  (望あるその身をば|望よ望よ望あるその身をば)
  (世の光照らさまし|この世のこの世の光照らさん)

2.夜の帳(とばり)は近く迫りて 暗き闇路(やみじ)に心沈めど
  仰ぐみ空に星はまたたき 高き望を我にささやく
  (望あるその身にぞ|望よ望よ望あるその身にぞ)
  (世の幸は生れ來ん|世の幸世の幸やがて生れん)
  (望あるその身をば|望よ望よ望あるその身をば)
  (世の光照らさまし|この世のこの世の光照らさん)

  ※(A)最新同聲合唱曲集
2.冒頭 黒き帳 他は漢字と送りの違い

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